「どうしたの?」





正直構ってる暇なんて1秒足りともなかったり…。





でも美嶺ちゃんは、女の子の友達が少ない。





というか、居ない。





別にいじめられてるとかじゃなくて、ただ単純に皆、近寄りがたいだけ。





だってお人形みたいに可愛い子が隣に居たら…ね。





「匿って!お願い!ここに居る間、私を使って良いから!!」





なんと有りがたい申し込み。





美嶺ちゃんは、運動は少し苦手だけど、事務的な作業は大の得意だから





「分かった!じゃあ、このデータ入力よろしく!」





って言ってパソコンの前に座らせた。