君が居る

そう考えてたら、ふわっと体が浮いた。





…………え?





お姫様抱っこされてる…。




誰に?





そう思って顔をみたら





「朝陽ちゃん…。」





だった。





いつ入って来たんだろ?





「茉汐、大丈夫。ね?ほら、一歩踏み出そう?」





泣きそうになる。





朝陽の背中を触って





「痛い?」





小さな声で聞いた。





「もう痛くないよ。茉汐は?」





「大丈夫。朝陽ちゃんが居るから。」





「よし!じゃあ入ろう。」





朝陽ちゃんに抱っこされたままリビングに入ると





「触ってんじゃねーよ朝陽!!!!」





良夜が朝陽ちゃんに向かってそう怒鳴った。