君が居る

良夜の声が、明らかに変わった。





真白を警戒してる。





「さぁな。良いから上がれ。」




有無を言わさない言葉で続ける真白に、良夜が折れて上がる。





リビングに2人で入って行くとき





真白が私に向けて、柔らかく微笑んだ。





まるで 大丈夫 とでも言うように。





秋も歩いてリビングに入ろうとしてる。





けど私は、動けない。





金縛りにあったみたいに。




いくら 動け!! って思っても動いてくれない。





何で…。動いてよ…。





何で…。なんて答えは分かりきってる。





怖いんだ。良夜が。





また、"玩具"にされるのが…。





いつまで私は、囚われるのだろう…。