君が居る

………なんで真白が知ってるんだろう?





「どうして知ってるの?」





覗き込むように真白を見たら





「………真白こそなんて顔してんの。」





真白の顔は、悲しみに溢れてた。





「ごめん。」





見るな。って言うみたいに、私の肩に顔を埋めてきた。




「守れて良かった。」





静かに呟かれたその言葉に違和感があった。





守れて良かった?





私、今まで守られるような事したかな?





それともされた?





全く思いつかない。





ふとフラッシュバックしたあの頃の事。





けど私は、その時に真白には会ってない。





じゃあ違うか。





そもそも名前が違う。
あだ名だけど…。