君が居る

「待ってよ真白!」





無視して、かなり先を歩く背中を追いかける。





「ねぇってば!真白!」





それでも彼は無視して歩き続ける。





その距離が遠くて、悲しくて、追いかける速さが遅くなる。





「待ってって言ってるじゃん…バカ…。」





ついに足が止まった時





「おねーさん1人?」





ヤンキーっぽい人3人が話しかけて来た。





「彼氏行っちゃったの?
さっきから見てたんだけどさ、俺達と遊ぼうよ。」





ジロジロ、まるで品定めでもするなかのように見られる。





そんな視線が気持ち悪い。




ヤダよ…。





誰かって思っても、誰も居ない。