真白side
イライラしながら公園を出た。
「クソッ!!」
近くにあった電柱に拳を当てる。
なんで、何も言わない…。
たった一言言ってくれれば…。
『助けて』
ってたった一言言ってくれれば、助けてやれるのに…。
「……………はぁ。」
「真白くん。」
突然かけられた声に驚いて、勢い良く顔を上げたら
"ゴンッ"
「イテッ。」
頭が何かにぶつかった。
目の前には、顎を押さえて悶える人…。
「っっ!!すみません!!大丈夫ですか?!朝陽さん!!」
雪村朝陽(中野朝陽)は、茉汐の兄で、茉汐のいとこだ。
イライラしながら公園を出た。
「クソッ!!」
近くにあった電柱に拳を当てる。
なんで、何も言わない…。
たった一言言ってくれれば…。
『助けて』
ってたった一言言ってくれれば、助けてやれるのに…。
「……………はぁ。」
「真白くん。」
突然かけられた声に驚いて、勢い良く顔を上げたら
"ゴンッ"
「イテッ。」
頭が何かにぶつかった。
目の前には、顎を押さえて悶える人…。
「っっ!!すみません!!大丈夫ですか?!朝陽さん!!」
雪村朝陽(中野朝陽)は、茉汐の兄で、茉汐のいとこだ。