君が居る

助けてなんて言えない。





良夜が、あんな事をし始めた原因は結局私にあるから。





「もっ…。生きてたくないよ…。」





そう呟いた瞬間





"ギュウゥゥゥ"





って誰かに強く抱き締められた。





「はっ、はぁ。バカっ茉汐!!」




その声は大魔王様の声。





だけど、いつでも安心させてくれる声。





そんな1人しか居ない…。





「真……白。」





「そーだよっ。はぁはぁ、心配させんなよっ。」





ゆっくり振り返ったら、肩で何度も何度も息を繰り返してる真白。





額も首筋も、ワイシャツも、すべてが汗だくだった。





それだけ一生懸命捜してくれてたんだと、実感する。