「いや、嫌だ、イヤダ…」

おじさん、これは夢だよね……?そうだって言ってさ、お母さんが美味しいご飯作ってるんでしょ?

「じゃあ、始めようか」

嘘……でしょ
おじさん手に持ってるのナイフじゃ……
ポケットにはペンチ……?
嘘じゃないんだね……?

―――ザクッ

「お肉も食べてあげるからね……」

おじさんの声はもう冷たくなっている私の耳には届かなかった………。