「はぁっ!おじさーん!」

「お……来たかい。じゃあ、行こうか……」

おじさんはくねくねと曲がりくねった道を進んでく。ホントにこんなとこに文房具屋さんはあるのかな……

「はい……着いたよ」

そこには【剖解屋】と書いてあるこじんまりとしたお店があった。なんか鉄の錆の臭いと腐った臭いがする。

「ちょっと………」

「むぐっっ……!!」

突然おじさんに口を塞がれた。手には薬品が染み付いていたらしく私の意識は飛んでいってしまった。


「新しいブンボウグの完成だ………。」