キス、のち涙。

同じクラスの長谷川 大河君。


秋原君と同じで、顔つきも良くて、運動も勉強もできる。



学年・・・・・・いや、校内一のモテ男かも。


そんなモテ男に、私が好かれるなんてありえないよ!




「見てるからって、私のこと好きとは限らないじゃん・・・・・・。」

「もぉ!あんたって本当、鈍感!!!」

「みーちゃん。綾羽は鈍感だから仕方ないよ。」


・・・・・・私、恋愛に鈍感なのかな?


でも・・・・・・だって、男の子に好かれるなんて、絶対にありえないもん。