キス、のち涙。

相変わらず、無表情であんまり喋らないけど・・・・・・。

何でか、秋原君と一緒にいても飽きたりしない・・・・・・。




どうしてだろう・・・・・・。


何か、もっと一緒にいたいって思っちゃう・・・・・・。




「九条さん。」

「!!!長谷川君・・・・・・。」



長谷川君が戻ってきた。



「・・・・・・秋原君。君が九条さんに勉強を教えていたんだね。」

「・・・・・・。」



秋原君は無言で席を立って、何も言わずにそのまま、自分の席へ戻って行った。