キス、のち涙。

「あ、綾羽ちゃん?!」

「う、ひぇ、ああ・・・・・・う、ううっ・・・・・・。」



周りの人が、私の方を見てくる。


ごめんね、みきちゃん。

こんなところで泣いちゃって・・・・・・。


でも、泣いちゃったら・・・・・・一人で涙を抑えること、できない・・・・・・。



「綾羽ちゃん、大丈夫・・・・・・?」

「う、う・・・・・んっ・・・・・・。」

「移動、しよっか・・・・・・?大丈夫?歩ける?」

「うう、うんっ・・・・・・。」



みきちゃんは、私のバッグを持ってくれた。


涙を流して、呼吸ができにくい私の背中を、みきちゃんは優しくさすってくれた。



私とみきちゃんは、図書館裏の路地へ移動した。