キス、のち涙。

斜め前の席で勉強をしている、秋原君をチラ見する。


・・・・・・えらいなぁ。

ちゃんと勉強して・・・・・・。

私みたいなバカと大違いで・・・・・・。




秋原君のことをずっと見ていると・・・・・・。


「!」



秋原君が私の視線に気づいたのか、急に私の方を見てきて、お互いに目が合った。