キス、のち涙。

「え・・・・・・?」



長谷川君に、声をかけられた。



「・・・・・・話があるんだ。・・・・・・時間、いい?」

「・・・・・・う、うん・・・・・・。ごめん、みきちゃん。先に帰っていていいよ。」

「でも、それは悪いよ。私、学校前の図書館で、待ってるよ!ゆっくりでいいから、話終わったら、来てね!」

「う、うん・・・・・・!」



そう言って、みきちゃんは先に教室を出た。


・・・・・・優しいなぁ、みきちゃん。

友達の私の事、ちゃんと待っていてくれるなんて。




「・・・・・・ごめんな、桜庭と帰る途中だったのに。」

「う、ううん。いいよ・・・・・・。」

「人のいないところで、話がしたい。屋上、行こう。」

「わ、わかった・・・・・・。」




私と長谷川君は、屋上へ行った。