「綾羽ちゃんっ。一緒に帰ろう。」

「うん!」



放課後。

みきちゃんとは最寄り駅が一緒だから、いつも二人で、家まで帰っている。


みきちゃんと帰ろうと思って、バッグを手に持ったとき・・・・・・。


「・・・・・・綾羽。」

「?」



急に声をかけられて、後ろを振り返ると・・・・・・。