綾羽の笑顔が、頭に浮かぶ・・・・・・。




想像するたびに、胸が苦しくなっていく・・・・・・。


俺の涙なんて、想いなんて・・・・・・誰にも、聞こえない。

誰にも、届かない。


愛している人にも、届かない。




「綾羽・・・・・・!!!」




無数の涙が一粒ずつ、便箋に落ちていく・・・・・。





さよならだ、綾羽・・・・・・。


俺の・・・・・・最初で最後に、愛した人・・・・・・。


俺の、本気の・・・・・・初めての恋・・・・・・。