キス、のち涙。

それでも・・・・・・。


俺は綾羽にひどい態度をとっても、俺から離れることはなかった。

ずっと、俺の目を見てくれていた。

ずっと、傍にいてくれた。


本当に、嬉しかった・・・・・・。



・・・・・・・でも。


幸せな時間が続くたび、この先には「死」が待っているって、ずっと思っていた。

本当に、四六時中、怖いんだ・・・・・・。』