キス、のち涙。

その時・・・・・・。


今年の春、綾羽と、教室の端の隣の席になって・・・・・・。


俺の心は、一気に高まった。


誰にでも優しい。

差別なんてしない。

皆に見せる、優しい笑顔。


俺は、綾羽が好きだって、気づいた・・・・・・。




だから、綾羽に恋をして、両想いになって、キスをして・・・・・・。


「生きたい」って、強く願った。




でも、余命宣告されて・・・・・・また願いは叶わないんだなって思った。

この恋は、叶わない恋だなって、思った・・・・・・。