キス、のち涙。

「どの教科ができないの。」

「ほ、ほとんど全部だけど、特に英語が・・・・・・。」

「そっか。僕、英語得意だよ。教えようか?」

「え?いいの?」

「うん。僕で良ければ、ぜひ。」


そう言って、優しく微笑む長谷川君。

や、優しすぎる・・・・・・!


王子様以上のイケメンかもしれないっ・・・・・・!



「お、教えてほしい!!!」

「わかった。」


こうして、私は長谷川君に勉強を教えてもらうことになった。