キス、のち涙。

祥吾は・・・・・・布団の上に、大量の血を吐いた。


「祥吾っ??!!」

「う、ううっ、あ、あああ・・・・・・っ。」


布団が、真っ赤に染まっていく。


どうしよう・・・・・・!

祥吾、すっごく苦しそう・・・・・・!

どうして、急に・・・・・・?!



「しょ、祥吾?!大丈夫??!!」



私は慌てて、ナースコールを押した。