祥吾の病気は、次第に悪化している。

顔色も、あんまりよくないみたいだし・・・・・・。



「大丈夫?何か飲む?ジュース、あるよ。」

「大丈夫。」



祥吾は・・・・・・寝ることが多くなってきたし、元気もなくなってきている。

でも、私とたくさん喋ってくれるから、それだけで十分嬉しい・・・・・・。




コンコン


その時、ドアがノックされた。

誰が来たのかな?

看護婦さんかな?




「どうぞ~。」