でも、誰とも関わらない彼と距離を縮めるのは、すごく難しいかもしれないなぁ・・・・・・・。



そう思っていると・・・・・・秋原君が私の方を見て、視線が合った。



「・・・・・・!」




不覚にも・・・・・・ドキっとした。

初めて真正面に見る、彼の表情は・・・・・・太陽の光に照らされていて、とても綺麗だった・・・・・・。




それから・・・・・・どうしてか自分でもわからないけど、気づけば私は・・・・・・隣の席の彼を、目で追うようになっていた・・・・・・。