ガラガラ・・・・・・・・・・・・。



「・・・・・・祥吾・・・・・・。」

「・・・・・・!!!あ、綾羽・・・・・・?」




祥吾は・・・・・・ベッドの上に座っていた。

左腕には、点滴が打たれていて・・・・・・。


祥吾は、私がここに来て、すごく驚いている。

そりゃ、そうだよね・・・・・・。

ビックリするの、当たり前だよね・・・・・・。




「ご、ごめん。祥吾・・・・・・。」

「・・・・・・。」

「長谷川君から、聞いちゃった・・・・・・。」


言うんだ、私・・・・・・。



「祥吾、脳腫瘍って、本当なの?余命も、あとちょっとって・・・・・・。」