キス、のち涙。

「今年の春、高校二年生になって、初めて秋原君と同じクラスになって、隣の席になっただろう?」

「・・・・・・うん・・・・・・。」


「・・・・・・その時からずっと、秋原君は君の横顔を、ずっと見つめていた。」

「・・・・・・え?」




「あいつの初恋は、君だったんだ。一目ぼれなんだよ。」




・・・・・・祥吾っ・・・・・・。





「う、ああっ、うわっあ・・・・・・。」