祥吾が・・・・・・?


う、嘘でしょ・・・・・・?!




「実は・・・・・・秋原君が小学六年生の時。脳に腫瘍が発見されたんだよ。手術して、腫瘍を取り除いたけど・・・・・・つい最近、再発したんだよ。」

「え・・・・・・さ、再発って、いつ?」


「高校二年生の春。勉強合宿が始まる、ちょっと前かな。」



え・・・・・・?

その時に・・・・・・?




「その時の腫瘍は、だいぶ大きくなっていて・・・・・・手術するにも、もう手遅れだった。」

「え・・・・・・?」




「・・・・・・秋原君の命は、残りあとわずか。一か月を切っている。」