キス、のち涙。

「・・・・・・九条さん、話すの初めて・・・・・・かもね。」

「そ、そうだねっ・・・・・・。」


わぁ・・・・・・。

長谷川君って近くで見ると、すごく綺麗な顔してるよね・・・・・・。

背も高くて、優しそうだし・・・・・・。


「で、僕も九条さんたちのグループに入っていい?」

「え?わ、私は全然いいよ。みーちゃん、りーさ。いい?」


「う、ウチは全然オーケーよ!」

「は、入ってきていいわよ!」


みーちゃんとりーさも、承諾した。


・・・・・・でも何で、私たちのグループに入ってきたんだろう?


嫌ってわけじゃないけど、ちょっと不思議に思った。