キス、のち涙。

「・・・・・・え?」




話しかけてきたのは・・・・・・長谷川君だった。




「えええ!!!は、は、は、長谷川大河?!」

「う、嘘でしょ!こんなイケメンに話しかけられるなんて・・・・・・!」


みーちゃんとりーさは、すごくパニクっている。

私も・・・・・・長谷川君と面と向かって話すの、初めてかも・・・・・・。



「ちょ、ちょっと綾羽!話してきてよ!」

「え?!わ、私?」

「ウチらじゃ無理!綾羽、お願い!」


「・・・・・・わ、わかった・・・・・・。」



私はドキドキしながら、長谷川君の前に立った。