いろんなことが終わったとき、私は逃げ出した。 走って、走って、走って、 着いた先は誰もいない静かな公園。 そのとき、ベンチの陰でうずくまってる私をあなたが見つけてくれた。 「大丈夫だよ、君が泣いたって周りは誰も君を責めたりしないよ。」 事情も知らないあなたはずっと私の頭を撫でてくれた。 あのときに感じた匂いと声を私は忘れられないでいた。