「ご、ごごごめんなさい...」 「....謝るときは相手の顔見て言えって習わなかったのかよ」 そう言いながら悠弥くんはあたしの顎を手で掴み無理やり顔を上げさせた。 「謝るときはな、相手の顔を....」 「やだ....!!!」 パチンッ! その音で一気に空気が変わった。 ...あたしが悠弥くんの手を叩いてはらいのけたせいで。