この先の言葉を聞きたくなかったから 私は将輝の話の途中で話を切り替えた 「あ、じゃあ俺も一緒にいくよ!」 「あたし、先行くから…」 「ちょ、待てって!」 「一人で行きたいの…!」 そう言って結衣は走って言ってしまった 将輝一人を公園に残し… 「んだよ、結衣のやつ…」 そう呟いて一人でベンチに座った