僕(♀)が異世界にふっ飛ばされて魔法使をやるこの状況について

僕に助け船を出してくれた。

なんていい人…!

「お前は過去の事でイライラしすぎだ。

確かにお前はアレの1番の被害者だったが、

だからといってこの子傷つけていい理由に…」

「黙れっ!!!」

雪凪はスーツの男性の言葉を遮るように

大声で怒鳴った。

僕は怖くて

一瞬、頭の中が真っ白になった。

「こんな奴の前で

アレの事をべらべらと話すんじゃねえ…!

アンタに何を言われようが

俺は今の生き方を変えるつもりはない。