僕(♀)が異世界にふっ飛ばされて魔法使をやるこの状況について

もうこの際誰でもいい。

早くこの状況をなんとかしてもらわないと!

「た、助けて下さい!

こいつが僕を殺そうとするんです!!」

僕はスーツの男性に助けを求めた。

「…ちっ」

今、銀髪の人の舌打ちが

聞こえた気がしたが

今は気にしないでおこう…。

スーツの男性は表情を曇(クモ)らせて

「おい、雪凪(セツナギ)。

お前授業サボった上に

女の子を痛めつけるとは、

どういうことかな?」