ブラック-SS-



…………………………




「……ん」



お腹が痛いせいか、あまり深くは眠りにつくことが出来なくて寝苦しさに目を開ける。




スカートのポケットから携帯を取り出して時間を確認するけど、時刻はまだ11時



どうしよう、もう少し寝ようかな…




再び布団へと潜り込むと、ガラガラと古びた音を立てて保健室のドアが開いたのが分かる。



先生かな、




そう思ってすぐに、私の寝るベッドのカーテンが開かれた。


ん?
先生?もしくはアユミ?



潜り込んでいた頭を持ち上げてそちらへと視線を向けると




「………え」