今年の4月
私は、高校1年になった。家から学校まで
だいたい片道、一時間かかる学校に

今年の春
入学した。

頭がいいわけでもなく
悪くもない
普通の女子だ。

ただ問題は性格がかなり悪い。

学校の校門で友達に会った。
そして、入学と言えば、、、、これ

のん
暖「やったぁ~クラス一緒じゃんー咲‼」

クラス振り分けの紙が貼ってある掲示板を
みて、とびきりの笑顔で喜んで言った。

そのあとを続いて、、

さな
紗奈「うわーーうち、咲の隣じゃん。」
一見、嫌そうに聞こえるが、クールなだけで、顔ではよろこびが溢れていた。

「一緒だね」

それしか言わない、私の顔を見て

暖がこう言う。
「冷たいなぁーもう相変わらずなんだから
そんなじゃ彼氏作れないよぉ?」

「別にいらない。めんどくさいし」

心の中で、いつも思う。
なんで、こう正直に言えないかな自分。
実は、高校に入る前から好きな人がいる。
だけど、それは二人共、その事を知らない。

いや、言わないほうが、、、いいな。
ややこしくなりそうだ、

そう思いながら、自分に対してため息をした。