夜の公園は誰もいなくて電灯だけが光っていた。 静かなんだけど… さっきから鈴ちゃんの言ったことが頭から離れなくて心臓が煩いよ… するといきなり、 「夏、大丈夫…?」 と、耳元で俊くんの声が聞こえ、 「きゃっ!」 と、言ってかき氷を落としてしまった。 しかも浴衣の上に。 ど、どうしよう…! 頭の中は真っ白。 すると、 「俺んち近くだから!浴衣シミになっちゃう前に行こう!」 と、俊くんが私の手を引いた。