愁『じゃあ次僕ねー。
  僕は・・・



ーーーー。
<わーー!!
 愁君可愛い!!>

自分で言うのは
あれなんだけど・・・・
僕は幼稚園のころからけっこう
人気があった。

初めはちやほやされて
嫌というより
うれしかった。
兄弟がいない僕に
お姉ちゃんができたみたいで。

でも小学校高学年になってからは
「愁君。」

愁「ん?
  俺に用?」

<何あいつ・・・。>



<何ぬけがけしてんの
 あいつ・・・・。>

<うっざ。>

それから・・・・
僕に話しかけてくる
女の子はみんな
転校や不登校になっていった。
  いじめ
ださいと思った。
と同時に申し訳なかった。
僕が悪いわけじゃないんだけど
さすがに何人もそうなったら
罪悪感もうまれるよね・・・