20XX年。民間少年刑務所、通称プリズンHOPEがあった。

しかし、そこはクリーナー(暗殺者)を育てる施設だった。

収容されていたハブ、マングースのメンバー17人はプリズンを脱出、潰そうとしていた。


そんなある日、3人の囚人がプリズンから脱出した。

パル(島崎遥香)、ピース(木崎ゆりあ)、名無し(川栄李奈)の3人だ。

パルはプリズンの境界線の前に立ち、後ろを見た。それにつられてピース、名無しも後ろを見た。


そこには大勢の看守とノブナガ(松井珠理奈)、アンニン(入山杏奈)がいた。

ノブナガはパルを見て頬を緩めた。


「…パル、お前が私たちの希望だ」

それを聞いたアンニンもまた頬を緩めた。

「必ず私達をここから出してよね」

パルは大きな声で「ここからだ。本当の戦いは!」と言った。


ピース「パル…行こう」

その言葉を合図にパルたち3人はプリズンの外に出たのだった。


ノブナガはそれを確認し、看守を睨みつけた。


「コイツら始末しないといけねぇよな?アンニン…」

アンニンもまた看守を睨んでいた。
「当たり前じゃない…さっさと片付けるよ」

そう言って2人は看守を片っ端から倒していった。

看守A「な、なんなんだ…コイツら…」看守はノブナガとアンニンの強さにびびってる。


ノブナガはチームハブの元てっぺん。しかし、パルがプリズンに連れてこられる半年前に行方不明となっていた。

アンニンはチームマングースのてっぺん。冷静で誰も逆らうことができない。

ノブナガ「……何かがおかしい…」

ノブナガがプリズンに起こっている異変を感じていた。

が、アンニンは感じていなかった。