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「かんぱーいっっ!!」
カチン、と軽快な音が部屋に鳴り響く。
炭酸の弾ける感触が、喉を通り越し
4つのグラスが勢いよくテーブルに置かれた。
久々の4人。
玲が居て、桜井くんが居て、神楽くんが居て
あたしが居て。
以前は当たり前のように感じてた光景も
久々となると、やっぱり嬉しくて自然と笑顔がこぼれてしまう。
だけど、それは次の瞬間
「って、何でコーラで乾杯な訳!?」
玲の不機嫌な声によって、塗り潰されてしまった。
「普通、こうゆう時はアルコールでしょ!」
どうやら、玲はお酒がない事にご立腹らしい。
「しょーがねぇじゃん、神楽のおばちゃんに見つかっちゃったんだから。」
「悪い、瀬宮!とりあえず今日はコーラで!」
フォローの入った桜井くんに、神楽くんが顔の前で両手を合わせる。
そんな二人を見て、玲は渋々
「まぁいいけどー。」
と答えた。
今日の主役は神楽くんなのに、謝ってる姿が何だかおかしい。

