「それじゃ、今日から宜しくね!」
「はいっ!」
渡された制服に着替え、短い面接の後
早速フロアへと出たあたし。
緊張で体がカチカチだ。
ふたつに束ねた髪の毛がなんだかくすぐったい。
でも、優しそうな店長さんでよかった。
それから他のバイトの人たちに挨拶をして、チーフの松崎さんにおおまかな仕事の流れを教えてもらう。
「大体こんな感じだから。」
「はい、わかりました!」
と、元気よく返事をしたものの
想像以上に覚える事があって大変。
掃除して、マイクの除菌、お酒やジュース、食事のオーダー、その他もろもろやる事は絶えない。
教えてもらった事をノートにメモをしながら、必死に頭に叩き込む。
「じゃあ、とりあえず床掃除からお願いね。」
「はい!」
まずは基本的な事から、という事で
手始めに掃除を任された。

