陽、貴方は約束を守ってくれる?

昼休みに屋上で、食事を済ますのが
冷華の日常だった。
いつもの購買で買ったパン片手に
昨夜の出来事を
走馬灯のように思い返していた。

もし、陽が私の事言いふらしたら
また・・・

冷華の、過去、何度もあった
転校
その言葉が冷華に
これまで以上の恐怖を呼び覚ました。