間違えろ。 なんて、思ってる私は最低かな? という私の考えとは裏腹に柊はすらすらとといていく。 やっぱ柊勉強できるじゃん。 「お前、こんな簡単な問題も解けないんだな。」 く、く、く悔しいーー。 今度こそは、今度こそはー。 違う時間も当てられたけど結局答えられなかった。 放課後……… 「なんで、柊はそんなに出来るの?」 「別に?普通だろ」 なんだ、その余裕ぶった態度は。 私ちょっと、カチンときたよ。