七色の明日




私は顔が真っ赤になった。


「わ、わりぃー」


「だ、大丈夫」



はー。ドキドキしたー。


「……」
「……」


お互いの間に沈黙が続く……


先に口を開いたのは柊だった。


「……は、早く、たこ焼きしよーぜ」

「……そ、そうだね」









「うまいな」

「美味しい」


そう言って目があったけど、どちらともなく反らした。