君へ〜私が送る最後の手紙〜

──『春、消えちゃえばいいのに』

どこかで言われたその言葉に胸がちくりと痛む。消えられるんだったら消えたい。自分でもそう思ってるんだ。なのに……。

どうして人は私の心を読まないでそんなことが言えるんだろう。


「春、おはよう。」

「あ、おはよう。慧。それと私は子供じゃないんだけど?」

私の頭に手を乗せ挨拶をしてくるこいつ、柊慧は私の幼なじみ。

小さい頃から一緒にいたから頭の硬いお母さんとお父さんも慧と行動するのを許してくれる。そこだけはいい人だ。