気が付けば私は眠っていて。 目を覚ますと朝になっていた。 ゆっくりと体を起こす。 泣きすぎたせいか頭が痛い。 ベッドから抜け出すとフラフラと扉まで向かった。 そっと扉のノブを回すと、扉が開く。 「あれ・・・」 鍵、開いてる。 かけ忘れたんだろうか。 こっそりと廊下を覗く。 静まり返った廊下。 その先に、見知った背中を見つけた。 ミイナさん・・・。 ――裏切り者 私を閉じ込めたミイナさんだけど、それはカインを想っていたからで。 だからこそ、ミイナさんが裏切りなんてありえないよね。