誰が決めた。 誰が選んだ。 誰も望んではいないのに。 その道に、行きたくはない。 それでも、そうは言わせてもらえない。 総紳だから。 当たり前だと皆は言う。 そんなもの知らん。 知ったことか。 俺は思う。 でも、誰も聞き入れてはくれない。 いつしか、そう願う事すら諦めてしまった。