怖い・・・。
怖い・・・。


真っ暗で、なにも見えなくて。
ヒンヤリと冷たい床。

静かすぎる部屋の中。




「誰か・・・」



何度も叫びすぎてカラカラにかすれた声。


どれほど時間がたったのだろう。
叫びすぎて、疲れたよ。


ドアを叩きすぎて手が痛い。


暗闇に。
無音に。


精神が押しつぶされてしまいそう。


孤独。



助けて。
誰か。




こんなにも、怖いものだなんて。
空気が薄いのか、意識もなんだかぼんやりしてきた。

苦しい。
誰か。