桜舞う4月。
今日は中学の入学式。

沢山人がいる中、私はクラス表を見ている。
((うわぁ、知ってる人が全然いない…。


そんなことを思い緊張しながら階段を上って教室へ向かう。


‐教室の前‐

教室はみんな緊張しているのかすごく静か。
((すっごく入りにくい!!汗

そろーりそろーり、足を忍ばせながら教室に入る。

「 ガタッ 」

((あっ!

教室の後ろの方にあった机に足をぶつけてしまったのだ。

((恥ずかしいぃぃぃ(照)
入学初日から変なことしちゃったぁ。

「大丈夫?」

((ん?誰だろうこの子。

「大丈夫です。ありがとうございます。」



この時はなんとも思っていなかった。
これから私がこの人に恋に落ちていくなんて思ってもみなかった。