La chose importante〜大切なもの〜


「ただいま。」


「おかえり。あら珍しいね。」


「まぁあ。お母さんに相談したいことあって。」


「そう。あがって。」


私はお母さんに進路のこと話した。


「そっか。千紗がお医者さんかぁ。」


「だめ?」


「ううん。だめじゃないよ。ちいちゃい頃お医者さんになるってずーっと言ってたからね。」


「全然覚えてない。」


「あら。毎日あんなに言ってたのに。」


お母さんは微笑みながら言った。


「千紗がやりたいならやりなさい。お母さんは応援するから。」


「ありがと。お母さん。」


「お父さんもお兄ちゃんも喜ぶと思うわ。ちゃんと報告しときなよ。」


「わかった。」


良かった。お母さんが賛成してくれて。