「総務!買い物係、卵を買ってきました‼」
「ご苦労様!」
私達は、卵を買ったりしているが、お金は奥山の母親がくれるから、私達は実行するだけ。
ガラガラガラ...。
教室のドアが開き、奥山が入ってきたとたんに実行係の男子達が奥山目掛けて卵を投げつける。
「あっ!せ、制服が!」
奥山が叫んだが無視。
「化粧してあげる~!」
実行係の女子、綾羽(あやは)が水色の絵の具を奥山の綺麗な顔に塗りまくった。
「イヤーー!私の美しい顔が~!」
「ぷっ!何こいつ。
転校してきた日は、可愛いと思っていたけど、こんなナルシスト死ねばいいのに。」