次の日、私達が3人で帰っていると、ゆあんが、
「あ、」
と声をあげた。
「やばっ!ケータイ教室の机に入れっぱだ!
取ってくる。」

「暇だし学校まで行くよおー!」
私と穂香は言った。


教室には、ゆあんだけが行った。
その時、
「ぎゃああー!
奥山のユーレイが!」
ゆあんの叫び声が聞こえた。




そして、ゆあんは二度と美紅達の前に姿を現すことはなかった。